先日、仕事のWordPressサイトでAMP化したいというお話があり、
AMP The Official AMP Plugin for WordPress
https://ja.wordpress.org/plugins/amp/
を導入しました。
が諸事情あって、一旦止めることになったので、
ざっとメモと、問題点、困った点を残しておこうと思います。
モード選択：
Readerだとあまりに簡素で、しかもサイトの一部が重なり、正しく表示できず。。。
Transitionalに設定したところ、レイアウトの崩れは特に見られなくなりました。
AMP化されたかの確認：
AMPテスト
Google Analytics、Google Adsense：
AMP用に再設定が必要ですが、それぞれ設置することで利用可能です。
Analyticsは同プラグインの設定内にて追加可能。
Type:googleanalytics
JSON Configuration:コードを設定
参考：
Googleアドセンスで推奨するAMPを導入してサイトを最適化する方法
AMP ページにアナリティクスを追加する @Google
Adsenseは、別途AMP版サイトへのみ追加が必要とのこと。
条件分岐がいりますね。。。
headとbodyと２箇所追加する必要がありました。
★AdsenseのAMP用タグは、AdSenseへログインして「広告」>「AMP サイトをお持ちですか？」というリンクから進むと取得可能
参考：AMP サイトに自動広告を設定する – AdSense ヘルプ
今回のWPは「Head, Footer and Post Injections」というプラグインをご利用中でしたので、
こちらのAMP項目に設定すればOK？と思ったのですが、これはダメでした。
ということで↓な感じで条件分岐をして、header.phpへ直接書き込み…
if(function_exists('is_amp_endpoint') && is_amp_endpoint()) { // AMPページの時のみ
}
is_amp_endpointは、今回使ったAMPプラグインにのみ対応しているようです。
アフィリエイト関連：
わかっている範囲だと、「Amazonアソシエイト」がNGでした。
AMP内では、iframeタグが無効なようで。
個別に、画像とリンクを貼ることで回避されている方もいるようですが、少し手間がかかりそうです。
その他の問題：
今回のWPでは、先に「custom permalinks」プラグインを使っていましたが、
どうやら競合が起こるようです。
xxx.com/abc という記事に対し、AMPプラグインで、
xxx.com/abc?amp というURLでAMPページができるわけですが、
PostTypes Permalinksにて一覧を確認すると、
タイプ：Amp_validated_url で同一のパーマリンクが登録され、ココが重複するせいか、このURLへアクセスするとTOPページへ飛ばされてしまうという事象が発生しました。
これについては、上記のタイプ：Amp_validated_urlの登録を都度削除することで、
回避はできました。
が根本的な解決、原因にはいたらず。。。
そんなこんなで、AMP化は、
もうしばらく見送ることになりました。
戻し対応については、また後ほど追記できれば。
とりあえず、メモしておきます。
