国立博物館「黄金のアフガニスタン」展行ってきました

昨日、初の預かり保育を利用して、
母と「黄金のアフガニスタン」へ行ってきました^^

東京国立博物館 表慶館
特別展 黄金のアフガニスタン―守りぬかれたシルクロードの秘宝―
2016年4月12日(火)~6月19日(日)
一般:¥1,400
http://www.gold-afghan.jp/index.html

娘が生まれてからは、展示を見たい時には、
抱っこでささっと→母と交代でささっと
だったので、久しぶりに2人でゆっくり見られました。

この展示、とっても良かった!
タイトルからして「金」押しなので、終始華やかです。
展示品は、現在もテロ組織の名前とともに語られがちなアフガニスタンがまだそうでなかった時代に出土し、混乱の中密かに守られてきたものたちです。
年代と出土地域によって5章に分かれていますが、
メインは3章だと思います。

1978年に手つかずの状態で発見されたという、遊牧民族の有力者の墓。
6基の墓に埋葬されていた、女性5人と男性1人の副葬品が圧巻です。6人とも全身を飾る、小さなパーツまで作りこまれた金の装飾品の数々が見事でした。
身につけられていた当時を再現して展示されていたり、絵によってどこを飾っていたのか示されていたり。背景など不明な部分も多々あるようですが、大切に葬られたことが想像できます。
この時代の冠のデザインが、日本の藤ノ木古墳で出土した冠と似ているという話も興味深かったです。

アフガニスタンは中央アジアですが、西洋の影響を強く受けてるせいか、個人的には綺麗〜と見やすいです。後半はインドや中国の影響を受けたものが増えてきます。

最近は暗い話ばかりで耳にするアフガニスタンや首都カブールですが、シルクロードってあのあたりを通っていたんだよねと再確認でき、違って見えました。

帰る前、遅めのお昼を、「法隆寺宝物館」に併設されたカフェ&レストランで食べました。こちらも良かった。
建物自体も素敵です。谷口吉生さんの設計だそうで、葛西臨海公園の展望広場レストハウスもこの方だそうです。言われてみれば共通する印象があるかも。

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