先日、上野の国立西洋美術館で開催されている「ベルギー王立美術館展」に行ってきました。
←はそのチケット。
チケットのデザインにも採用されている「イカロスの墜落」という絵が、あまりにも印象的でついポストカードを買ってしまいました。
(というかこの美術展のメインで、日本初公開の貴重な絵でした。)
イカロスというのはギリシア神話の登場人物のことで、蝋で鳥の羽を固めて翼を作り脱出を図ったが、太陽に近づきすぎたために蝋が溶けてしまい、落ちて死んでしまったという人です。
NHKみんなの歌の「昔ギリシアのイカロスは~」という歌でご存じの方も多いかと。
この絵はそのイカロスが落ちてしまった場面を描いているのですが、
当人は足しか描かれていません。。。
「八つ墓村」状態で右隅に。。。
(展の左にいます。)
しかも画面に描かれた他の人々は一切イカロスには気づいていません。
とってもシュールです。。。
王立美術館なのにこんなシュールな絵?!ととってもビックリ。
貴重な絵の迫力はもちろんですが、この他にもおもしろい絵がたくさんあって、素人にはなじみやすい美術展でした♪